他の苦しみを自己の苦しみとする

明子

2008年10月29日 01:16

 今回も、麻原氏の知られていないエピソードを、教団の書籍より抜粋してみました。


 どんなときでも尊師は、「他の苦しみを自己の苦しみとする」という、本当の菩薩の実践を常になさっているんです。
 一九八九年の三月の初めの頃でしたが、富士はとても寒くて毛布を二枚使ってやっと休むことができるほどなんですけど、私がお見かけしたとき、尊師は畳の上にじかにお休みになって、しかも毛布もかけていらっしゃらなかったんです。
「ここで、お休みになっているんですか。」
とお伺いすると、
「弟子達が苦しんでいるのに、私だけ良い思いをすることはできないだろう。」
とお答えになりました。
 常に尊師は、「苦の総量は一定である」と説いていらっしゃいます。ですから、一人が多くの苦を背負うことによって、他の苦が軽減されることになるわけです。連日のエネルギー移入や浄化など、肉体的にもかなりおつらい状態であるにもかかわらず、尊師が布団や毛布をご使用にならないのは、寒さ、あるいは肉体の苦痛を得ることで、少しでも今修行している弟子達の苦が軽減すればという、本当の愛の心からであると思うんです。こういうグルに見守られているというのは、本当にありがたいと思いました。


明子の一言
菩薩ですかぁ・・・・本当の菩薩ってこのような感じなのかしら。普通は「自己の苦しみは他のせい!」って思っちゃう。